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「Google ドライブ」のWeb版であらゆる形式のファイルをオフライン利用可能に

Google ドキュメント・スプレッドシート・スライド以外もオフラインに対応

「Google ドライブ」のWeb版であらゆる形式のファイルをオフライン利用可能に

 米Googleは9月2日、Webブラウザー版「Google ドライブ」であらゆる形式のファイルをオフライン利用できる機能を一般提供したことを発表した。あらゆる形式のファイルをオフライン利用できる機能は、2019年からベータ版として提供されていた。

 「Google ドライブ」は従来「Google ドキュメント」「Google スプレッドシート」「Google スライド」をオフライン利用する機能を提供していたが、今後はPDFや画像、Microsoft Office文書などでも利用できるようになる。「Chrome OS」では一足早く6月にオフライン利用が可能になっていた。

 ファイルをオフライン利用するには、「Google Chrome」およびChrome拡張機能「Google オフライン ドキュメント」、さらにデスクトップ版の「Google ドライブ」が必要。「Google オフライン ドキュメント」をインストール済みの「Google Chrome」でWebブラウザー版「Google ドライブ」にアクセスし、オフライン利用を指定するとデスクトップ版の「Google ドライブ」で、当該ファイルがダウンロードされ、オフラインでもWebブラウザー版「Google ドライブ」から利用できるようになる仕組みだ。

オフラインでWebブラウザー版「Google ドライブ」からファイルを利用

 本機能は、即時リリースドメインで9月2日から段階的なロールアウトが開始済み。計画的リリースでは9月14日から段階的にロールアウトされる。すべての「Google Workspace」のユーザーに加え、個人のGoogle アカウント、「Cloud Identity Free」、「Cloud Identity Premium」、「G Suite Basic」、および「G Suite Business」のユーザーが利用可能だ。