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「Windows 10 バージョン21H1」の提供制限は解除、広範な展開へ移行

できるだけ早いアップグレードを推奨

Windows 10のリリース情報ページ

 米Microsoftは11月3日(現地時間、以下同)、「Windows 10 バージョン21H1」(May 2021 Update)を「広範な展開」(broad deployment)に指定したと発表した。

 「バージョン 21H1」は、最新のAIモデルを活用してトラブル報告をモニタリングしながら、慎重にリリース範囲が拡大されてきたが、その多くはおおむね解消・解決された。また、次期バージョン「バージョン 21H2」が正式リリースを控えている。そのため、提供範囲の絞り込みを終了し、広く提供されることになった。新しい機能と最新のセキュリティ対策を導入するためにも、できるだけ早いアップグレードが推奨されている。

 とくに「バージョン 2004」のWindows 10は、今年12月14日にサポート期間の満了を迎える。できるだけ早いアップグレードが望ましい。

 なお、「バージョン 21H1」のサポート期間はHome/Pro、Enterprise/Educationともに2022年12月13日までとなっている。