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「Microsoft Teams Essentials」が発表 ～小規模ビジネス向けの新しいプラン

価格は1ユーザーあたり月額430円

2021年12月2日 15:27

Microsoft、「Microsoft Teams Essentials」を発表

　米Microsoftは12月1日（現地時間）、「Microsoft Teams Essentials」を発表した。中小企業向けに設計された「Microsoft Teams」初のスタンドアロン製品で、最長30時間連続のグループビデオ通話、グループチャット、ファイル共有、カレンダーなど、中小企業が顧客にサービスを提供するために必要な機能を備える。価格も1ユーザーあたり月額430円（年間サブスクリプションの場合、税別）とリーズナブルだ。

　「Teams Essentials」はスモールビジネスをターゲットにした製品で、レストランや小売店、専門サービス業などで手軽にミーティングやコラボレーション、コミュニケーションのためのツールを導入したいという場合に適している。

　無料版との主な違いは、

  • 参加者数の上限が100人から300人に
  • 会議の長さの上限が60分から30時間に
  • ユーザーあたりのクラウドストレージが5GBから10GBに

拡充されている点だ。また、24時間年中無休の電話・Webサポートも提供される。

　一方、「Microsoft 365 Business Basic」（ユーザーあたり月額540円）と比べると、以下の機能が省かれている。

  • 会議のレコーディングと文字起こし
  • ブレークアウト ルーム
  • チャットで1TBまでのファイル添付（「Teams Essentials」は2GBまで）
  • 大容量のクラウド ストレージ（ユーザーあたり1TB)
  • 法人メール
  • より高度なセキュリティとコンプライアンス
「Microsoft Teams」と「Microsoft 365」のプラン