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「Twitter」アプリが「Twitter Blue」や「スーパーフォロー」に対応 ~ただし、日本では未提供

ツイートの作成画面でツイートに位置情報を追加可能に

PWA版「Twitter」の2022年1月の更新

 米Twitterは1月10日(現地時間)、PWA版「Twitter」の2022年1月の更新内容を発表した。「mobile.twitter.com」やWindows 10向け「Twitter」アプリ、Android向け「Twitter Lite」アプリなどに新機能の追加と改善が施されている。

「スーパーフォロー」と「Twitter Blue」

 まず、Twitter上でユーザーが収益を上げる新たな方法「スーパーフォロー」に対応した。有償で特定のユーザーを「スーパーフォロー」して「スーパーフォロワー」となることで、購読者限定の特別なツイートにアクセスできる機能。「スーパーフォロー」を提供するユーザーは「スーパーフォロワー」限定で、会話をしたり、内緒の裏話を提供することで収益を上げられる。

 ただし、現在スーパーフォローは米国とカナダのみで提供されており、日本では利用できない。

 また、「Twitter Blue」にも対応した。「Twitter Blue」は月額課金で利用できるTwitterの高機能版。送信後のツイートが公開される前に取り消したり、長いスレッドを見やすく整形して表示したり、ブックマークをフォルダー管理するなどの機能が提供される。

 ただし、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのみで提供されており、日本では利用できない。

「Twitter Blue」は設定画面に表示されるものの、日本では機能しない

日本でも利用できる新機能

 日本でも利用できる機能の更新点としては、ツイートの作成画面でツイートに位置情報を追加できるようになった(Webブラウザーで位置情報サービスを有効化している場合のみ)ほか、DMで会話中は常に画面下部に固定されるようになっている。

ツイートの作成画面でツイートに位置情報を追加できるように

 さらに、「コミュニティ」機能では、管理者がそのコミュニティがだれでも参加できるのか、招待が必要かなどを設定できるようになったほか、テーマ・バナー・ルールを編集可能になった。

 そのほか、一部のユーザーで「スペース」の音声を録音して非リアルタイムでも提供できるようになっているという。

 Windows 10向け「Twitter」アプリは現在、「Microsoft Store」から無償でダウンロード可能。「twitter.com」をデスクトップアプリとしてパッケージングしたPWA(Progressive Web Apps)になっているため、わざわざ「Twitter」アプリを更新しなくてもWebでの改善が反映される。