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Windows 11の新「メディアプレイヤー」がCD再生に対応 ~まずはプレビュー版でテスト

テーマの変更にも対応

Windows 11向けの新しい「メディアプレイヤー」アプリ

 米Microsoftは3月18日(現地時間)、Windows 11向けの新しい「メディアプレイヤー」アプリをアップデートしたと発表した。「Windows 11 Insider Program」のDevチャネル参加ユーザーに対し、v11.2202.42.0の展開が開始されている。

 本バージョンでの目玉は、CD再生のサポートだ。A/Bテスト中なのか編集部では確認できなかったが、公開されたスクリーンショットからはナビゲーションパネルに[オーディオ CD](Audio CD)セクションが追加されているのがわかる。

本バージョンでの目玉は、CD再生のサポート

 そのほかにも、本バージョンではテーマの変更に対応。メディアコンテンツのドラッグ&ドロップ操作も改善されているという。

テーマの変更に対応

 新しい「メディア プレイヤー」アプリは、「Groove ミュージック」アプリの後継。「Groove ミュージック」はもともと同社の音楽サービス「Groove Music Pass」のクライアントアプリという性格が濃かったが、新しいアプリは動画や音楽といったローカルのマルチメディアコンテンツを楽しむことに特化されている。アルバムアートやアーティストの画像がふんだんに用いたリッチなデザインが特徴で、アクセシビリティにも注力されており、ハンディキャップを抱えたユーザーのためにキーボードショートカットやアクセスキーのサポートも強化されている。

 なお、「メディア プレイヤー」は古くからある「Windows Media Player」とは無関係だ。「Windows Media Player」は引き続き[スタート]画面(コントロール パネル)の「Windows ツール」フォルダーから利用できる。