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「メモ帳」アプリがARM64にネイティブ対応 ~プレビュー版Windows 11にロールアウト

「メディア プレイヤー」にもいくつかの機能強化

アクセシビリティを強化した「メモ帳」 ~大きなファイルのスクロールも高速化

 米Microsoftは6月9日(現地時間)、「メモ帳」と「メディア プレイヤー」のアップデートを発表した。プレビュー版「Windows 11」でテストされたのち、製品版にも導入される見込みだ。

「メモ帳」はARM64をネイティブサポート

 「メモ帳」アプリの目玉は、ARM64のネイティブサポートだ。「Surface Pro X」をはじめとするARM64デバイスで「メモ帳」を利用する場合に、パフォーマンスの向上とバッテリー持続時間の改善が期待できる。

 この改善は、すべての「Windows Insider」チャネルで有効化される。編集部では確認できていないものの、v11.2204以降で利用できるとのこと。

編集部では確認できていないものの、v11.2204以降でARM64がネイティブサポートされる

 そのほかにも、非常に大きなファイルをスクロールしたり、大量のテキストを置き換えたりする際のパフォーマンスがアーキテクチャーを問わず向上している。また、アクセシビリティも改善されている。

「メディア プレイヤー」は曲やアルバムを追加された日付でソート可能に

 一方、「メディア プレイヤー」ではDevチャネルで新しいバージョン(v11.2205以降)がロールアウトされている。大規模なメディアコレクションでのパフォーマンスの向上に加え、フィードバックの多かった、曲やアルバムを追加された日付でソート(並び替え)する機能が追加されている。

曲やアルバムを追加された日付でソート(並び替え)する機能

 また、3月にDevチャネルで導入されたCD再生機能がすべてのチャネルで開放されているとのこと。間もなく製品版でも利用できるようになると思われる。