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「ESET」のセキュアーブラウザーがWindows Updateで起動不能になるトラブル

「ESET LiveGrid」の有効化を

同社のアナウンス

 キヤノンITソリューションズ(株)は4月13日、セキュリティソフト「ESET」シリーズに含まれる「セキュアーブラウザー」が「Windows Update」後に起動できなくなる問題が発生していることを明らかにした。Windowsの2022年4月セキュリティ更新プログラムが原因のようだ。

 同社によると、「セキュアーブラウザー」が自動起動するように設定されたWebページへアクセスすると「保護されたブラウザを開始できませんでした」というエラーメッセージが表示されたり、「セキュアーブラウザー」を起動しようとすると「アプリケーションを正しく起動できませんでした(0xc0000022)」というメッセージが表示されることがあるとのこと。

 影響を受ける製品とプログラムは以下の通り。Windows 10/11環境が対象となる。

  • ESET インターネット セキュリティ(まるごと安心パックを含む)
  • ESET スマート セキュリティ プレミアム
  • ESET オフィス セキュリティ(法人向け)
  • ESET Smart Security Premium V15.0 / V15.1
  • ESET Internet Security V15.0 / V15.1

 同社は現在、原因を調査中。問題が改善されるまで「ESET LiveGrid」(早期警告システム)を有効にするか、「セキュアーブラウザー」を無効化してほしいとしている。海外の公式フォーラムでは、「ESET LiveGrid」側の変更で問題が解決されたとの情報もある。