Zoom、新しいホワイトボード機能「Zoom Whiteboard」を発表 ～v5.10.3以降で利用可能

Zoom、新しいホワイトボード機能「Zoom Whiteboard」を発表

　米Zoom Video Communicationsは4月19日（現地時間、以下同）、新しいホワイトボード機能「Zoom Whiteboard」を発表した。これまでもホワイトボード機能は画面共有機能の一部として提供されていたが、ミーティングとは独立して利用できるようになった。

　「Zoom Whiteboard」を利用するには、「Zoom 5.10.3」以降が必要。デスクトップ（Windows/Mac/Linux）、モバイル（iOS/Android）のほか、Webがサポートされる。ほとんどのアカウントで既定で有効化されており、追加料金は要らないようだ。

　「Zoom Whiteboard」は、タブバーの右端に新設された［ホワイトボード］ボタンでアクセス可能。ホワイトボードを作成したり、作成したホワイトボードを他の「Zoom」ユーザーと共有したり、他のユーザーから共有されたホワイトボードへアクセスできる。ミーティング画面から作成することもできるが、従来からある画面共有のホワイトボードと異なり「永続的」で、ミーティングが終わっても消えてしまうことはない。

タブバーの右端に新設された［ホワイトボード］ボタンで管理画面にアクセスできる

管理者側で「Zoom Whiteboard」をON/OFFすることもできる。Webポータルでのホワイトボード管理も可能

　搭載されている機能はごく一般的で、シンプルな部類だ。ペン、シェイプ（図形）、ライン（直線・曲線・矢印）、テキスト、付箋、画像、消しゴムなどのツールが画面左側のツールバーで選択できる。

搭載されている機能はごく一般的

　なお、従来のホワイトボードもクラシック機能として残されるようだ。