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「GitHub」のMarkdownドキュメントで待望の数式表示がサポート

人気の「MathJax」ライブラリでレンダリング

「GitHub」のMarkdownで待望の数式表示がサポート

 米GitHubは5月19日(現地時間)、「GitHub」のMarkdown記法で数式のネイティブレンダリングをサポートしたと発表した。数式表示のサポートは8年以上前から要望が多く寄せられていた機能だという。

 「GitHub」のMarkdownドキュメントで数式を表示するには、TeX/LaTeXスタイルの構文で数式を挿入し、当該部分を「$」または「$$」で囲めばよい。「$」の場合はインライン(行内)で、「$$」の場合はブロック(独立した段落)で、「MathJax」ライブラリがレンダリングした数式が埋め込まれる。数式に「$」記号を含めたい場合は、バックスラッシュで明示的にエスケープすればよい。

「Gist」でMarkdownドキュメントに数式を埋め込んだ様子

 ソフトウェアの動作を説明するのに、数式はなくてはならないツールだ。数学者のみならず、エンジニアや科学者、データサイエンティストらが情報を共有するのに役立つだろう。ソースコードの断片やメモを手軽に共有できる「Gist」にも対応する。