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次期Windows 11の隠し機能「ステッカー」も有効化可能な「Winaero Tweaker」v1.40が公開

タスクトレイアイコンを多段表示にするオプションなど、多くの機能改善

今秋リリース予定の次期機能アップデート「Windows 11 バージョン 22H2」に対応した「Winaero Tweaker」v1.40

 システムカスタマイズツール「Winaero Tweaker」の最新版v1.40が、6月15日に公開された。今回のアップデートでは、今秋リリース予定の次期機能アップデート「Windows 11 バージョン 22H2」に対応。バージョンを正しく認識できるようになったほか、新機能の一部がサポートされた。

 たとえば、ファイルの右クリックメニューから[お気に入りに追加]コマンドを削除する機能が導入された。これはファイルを「エクスプローラー」の新しい[ホーム]画面に登録するコマンドだが、不要であれば本ソフトで非表示にして、右クリックメニューをコンパクトに保つことができる。

ファイルの右クリックメニューから[お気に入りに追加]コマンドを削除

 また、隠し機能「ステッカー」を有効化する機能も追加されている。この機能は「バージョン 22H2」以降で利用可能で、デスクトップの壁紙にさまざまなキャラクターの絵を貼り付けてデコレーションできるというものだ。実用性はともかく、タンスにシールを貼って遊ぶ子どものような気分が味わえる楽しい機能だ。

隠し機能「ステッカー」を有効化する機能
デスクトップの右クリックメニューから編集が可能
デスクトップの壁紙にさまざまなキャラクターの絵を貼り付け
ステッカーは自由に移動やサイズ変更ができる
デコレーションされたデスクトップの例

 そのほかにも、以下の機能が導入された。

  • タスクトレイアイコンを2段・3段表示にする(タスクバーのサイズを大きくするオプションと併用する必要あり)
  • 壁紙の切り替え機能「Windows スポットライト」がデスクトップに配置するアイコンを取り除く
  • ストアアプリに対してのみ「SmartScreen」を無効化する
  • リムーバブルドライブの「ごみ箱」を有効化する
  • 「エクスプローラー」をリスタートする。一部の機能を有効化する際に必要

 また、Windowsのおすすめ(広告)を削除する機能を更新してWindows 11でも動作するようにするなど、不具合の修正や改善も行われている。

タスクトレイアイコンを2段・3段表示に

 「Winaero Tweaker」は、OS標準のユーザーインターフェイスには用意されていない、需要の高いカスタマイズメニューがツリービューでコンパクトにまとめられているのが魅力のシステムカスタマイズツール。Windows 7/8/8.1/10/11に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Winaero Tweaker」
【著作権者】
Winaero
【対応OS】
Windows 7/8/8.1/10/11
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.40(22/06/15)