「アバスト」v22.8が公開 ～スマートスキャンで脅威がなければ次のステップへ自動移行可能に

　チェコのAVAST Softwareは8月26日（現地時間）、セキュリティソフト「アバスト（Avast）」の最新版v22.8を公開した。

　本バージョンでは、「スマートスキャン」に各段階で脅威が見つからない場合、自動で次のステップに進む「Auto-continue オプション」が追加された。

　また、「Thunderbird」における無効なメールサーバー証明書に関するエラーメッセージが修正されたほか、マイナーなバグ修正も行われている。

　そのほか、アプリやマルウェアが同意なしにWebカメラにアクセスするのを防ぐ有償版の機能「ウェブカメラシールド」機能がアクティブなときに、Windows Helloの顔認証を使用する際の問題が改善された。

　「アバスト」は、「シールド」と呼ばれる保護システムでファイルシステムやWebブラウザー、メールソフトなどを防御するセキュリティソフト。ウイルス対策を中心とした基本機能を提供する「無料アンチウイルス」、インストール済みアプリを最新に保つ機能などを備える上位版「プレミアム セキュリティ」などのエディションがラインナップされている。

　無償で利用できる「アバスト無料アンチウイルス」の対応OSは64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10/11。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。