「アバスト」が最新版v22.1を公開～Wi-Fiにより強固なパスワードを提案可能に

　チェコのAVAST Softwareは2月8日（現地時間）、セキュリティソフト「アバスト（Avast）」の最新版v22.1を公開した。

　今回のアップデートでは、「Wi-Fi の検査」機能に自宅で使用しているWi-Fiネットワークのパスワードを検査し、より安全なパスワードを提案する機能「Wi-Fi Inspector Password Hints」が追加された。加えて、ブートタイムスキャン機能の結果を再起動時も表示するようになったほか、ファイアウォール機能のタブの配置変更といった改善が行われている。

　そのほか、ルートキットドライバーのブルスクリーンエラー（BSOD）や、ユーザーインターフェイスのパスワードに関する不具合など、いくつかの修正も施された。

　「アバスト」は、「シールド」と呼ばれる保護システムでファイルシステムやWebブラウザー、メールソフトなどを防御するセキュリティソフト。ウイルス対策を中心とした基本機能を提供する「無料アンチウイルス」、インストール済みアプリを最新に保つ機能などを備える上位版「プレミアム セキュリティ」などのエディションがラインナップされている。

　無償で利用できる「アバスト無料アンチウイルス」はとくに人気が高い。対応OSは、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10で、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。