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「Word」デスクトップ版で「@メンション」でのタスク割り当てが利用可能に ~ベータ版でテスト中
文書内から直接コメントをタスクに変換。完了報告を含め「Word」内でまるっと完結
2022年9月27日 17:22
米Microsoftは9月22日(現地時間)、文書作成ソフト「Microsoft Word」のドキュメント内で「@メンション」を使用したタスクの割り当て機能が、Windows/macOS向け「Word」のデスクトップ版で利用可能になったと発表した。下記の「Office Insider」ビルドでテストされた後、順次製品版へとロールアウトされる見込み。
- Windows:ベータチャネルのバージョン 2206(Build 15321.10000)および、それ以降
- Mac:ベータチャネルのバージョン 16.66(Build 22090700)および、それ以降
本機能は、チーム内のコラボレーション作業をよりスムーズするもので、すでにWeb版「Word」には導入済み。[挿入]-[新しいコメント]ボタンを選択してコメント内に「@」に続けて割り当てるメンバー名を入力し、Word文書内から直接タスクに変換可能だ。コメントをタスクに変換するには、[割り当て先]チェックボックスをONにして、青い紙飛行機型ボタンあるいは[Ctrl]+[Enter]キーを押してコメントを投稿すればよい。
作成したタスクはメンション相手にメール通知が行なわれ、割り当てられたメンバーはメールから直接返信するか、添付のリンクを選択してコメントに直接アクセスすることができる。なお、本機能が利用できるのは「OneDrive」または「SharePoint」に保存された共有ドキュメントのみとなる。
そのほか、本機能では下記の機能も利用できる。
タスクの再割り当て
一度タスクに変換したコメントに続けて、タスクを再割り当てするメンバーの名前をフィールドに入力し、[再割り当て先]チェックボックスをONにして、青い紙飛行機型ボタンあるいは[Ctrl]+[Enter]キーを押すと、タスクの再割り当てが可能。再割り当てした相手にもメール通知が行なわれる。
完了済みのタスクを再度開く
右側の余白または[コメント]ウィンドウで非表示のコメントをクリックし、[再度開く]ボタンをクリックすると、解決済みのタスクを再度確認できる。