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Google検索の障害が一目で ~新しいステータスダッシュボードサイトが公開

「Google Workspace」のものと同様にRSSフィードの購読や過去のデータの表示も可能

検索エンジンのステータスダッシュボードサイト

 米Googleは12月14日(現地時間)、「Google Search Status Dashboard」の導入を発表した。Web検索サービスの稼働状況はこれまでGoogle Search CentralのTwitterアカウント(@googlesearchc)で提供されていたが、今後は専用のステータスダッシュボードサイトを設け、サービスが中断した場合の透明性確保を図る。

 検索エンジンのステータスダッシュボードサイトでは、過去7日間に発生した比較的大規模な問題が検索エンジンのクローリング、インデックス作成、サービス提供の3つにわけてタイムライン表示される。「Google Workspace」のものと同様、RSSフィードの購読や過去のデータの表示も可能だ。

「Google Workspace」のステータスダッシュボードサイト

 同社は、検索エンジンで問題が発生していることをサイト信頼性エンジニア(SRE)が把握すると、1時間以内にダッシュボードでそれを公表し、12時間以内に問題に対するアップデートを実施することを目標としている。ユーザー側で実行可能な緩和策があれば、その案内も行われるとのこと。