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「バージョン 22H2」向けのWindows 10/11パッチに問題? 「秀丸メール」でHTMLメールが閲覧不能に

対策版の「HTMLメールViewer for 秀丸メール」v4.10がリリース

「秀丸メール」でHTMLメールが閲覧不能に

 (有)サイトー企画は1月17日、「HTMLメールViewer for 秀丸メール」v4.10を公開した。定番メールソフト「秀丸メール」でHTML形式メールのインライン表示が機能しない問題が解決されている。

 「HTMLメールViewer for 秀丸メール」は、HTML形式のメールを「秀丸メール」上で直接表示するためのアドイン。ユーザーが「この差出人は安全である」と指定したメールのみをHTML表示したり、JavaScriptやActiveXコントロールを含む不審なメールに警告を発したり、動的コンテンツを無効化した上で開くといったことが可能。「秀丸メール」はシェアウェアだが、このアドインは無料だ。

 同社によると1月16日頃より、Windows10/11環境でHTMLメールを表示しようとしても20秒程度応答なし状態になってからエラーメッセージが表示される事例が報告されていたとのこと。影響を受けるOSのバージョンは「22H2」のみで、どうやら最近リリースされた修正プログラムに起因するようだ。