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「ほんやくコンニャク」実現!? 海外との友達とも自国語で会話できる「Skype 8.93」

電話との通話でもOK。モバイル版では連絡先のQRコードを生成する機能も追加

Windows版「Skype 8.93」

 米Microsoft傘下のSkypeは1月26日(現地時間)、「Skype 8.93」をリリースした。本バージョンでは、以前からアナウンスされていた新しいリアルタイム翻訳機能が導入されている。

 この機能は「翻訳済みの会話」(Translated Conversations)と呼ばれており、相手の言語が自分の言語と異なることを検出すると、相手の言語を自動で自国語に翻訳し(ユニバーサル翻訳機能)、女性または男性の機械音声で読み上げることが可能。あたかも相手が自国語でしゃべってくれているような感覚を得ることができる。画面の下には翻訳済みメッセージが字幕のように表示されるが、これは翻訳前の発言を文字起こししたものへ置き換えることも可能。

あたかも相手が自国語でしゃべってくれているような感覚を得ることができるリアルタイム翻訳機能

 対応言語は、日本語を含む42カ国語。「Skype」同士のインスタントメッセージや音声・ビデオ通話だけでなく、携帯電話や固定電話への通話でも利用できる。

 ただし、この機能が利用できるのは1対1での会話での会話のみ。グループチャットやグループ通話では利用できない。

 そのほかにも、発信者番号の設定が「Skype」アプリ内で行えるようになった。テーマ機能も拡充されており、いくつかの色からテーマカラーを選んでアプリに適用できる。

テーマ機能も拡充

 また、モバイル版では連絡先を追加するためのQRコードを生成する機能が追加。最新のニュースやトレンドを知るための[Today]タブ(編集部未確認)も追加されているとのこと。

連絡先を追加するためのQRコード

 「Skype」の対応プラットフォームはデスクトップ(Windows/Mac/Linux)、モバイル(iOS/Android)、Web(web.skype.com)。

 Windows版はWindows 7以降に対応しており、現在公式サイト「skype.com」から無償でダウンロード可能。Windows 10/11ならば「Microsoft Store」からストアアプリ版を入手することもできる。