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Windows 11の「トラブルシューティング ツール」が廃止へ ~2025年まで段階的に

一部は「問い合わせ」アプリにリダイレクト

Windows 11の「トラブルシューティング ツール」は廃止へ

 米Microsoftは2月7日(現地時間)、Windows 11に標準搭載されているMSDT(Microsoft Support Diagnostic Tool)プラットフォームの「トラブルシューティング ツール」を廃止する計画を明らかにした。

「トラブルシューティング ツール」

 「トラブルシューティング ツール」の廃止は、2023年から2025年にかけて段階的に行われるという。スケジュールは以下の通り。

  1. 2023年:一部の「トラブルシューティング ツール」が「問い合わせ」(Get Help)アプリにリダイレクトされ始める
  2. 2024年:一部「トラブルシューティング ツール」のリダイレクト移行が完了し、リダイレクトされない「トラブルシューティング ツール」が廃止される
  3. 2025年:MSDTプラットフォームが廃止される

 一部「トラブルシューティング ツール」のリダイレクトは次期Windows 11(リリース日未定)から開始される。Windows 11 バージョン 22H2およびそれ以前のWindowsを利用する場合はMSDT廃止の影響を受けない。

「問い合わせ」アプリ

 リダイレクト・廃止される「トラブルシューティング ツール」は、以下の通り。

リダイレクト

  • Audio
  • Background Intelligent Transfer Service (BITS)
  • Bluetooth
  • Network and Internet
  • Printer
  • Program Compatibility
  • Video Playback
  • Windows Media Player
  • Windows Update

廃止

  • Connection to a Workplace using DirectAccess
  • Devices and Printers
  • Hardware and Devices
  • HomeGroup
  • Incoming Connections
  • Internet Explorer Performance
  • Internet Explorer Safety
  • Keyboard
  • Power
  • Search and Indexing
  • Speech
  • System Maintenance
  • Shared Folders
  • Windows Store Apps