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ネットワーク接続のテストツールを追加した「Zoom 5.13.10」、メール・カレンダーも日本語化

通知を集約したアクティビティセンターも導入へ

Windows版「Zoom」v5.13.10が提供開始

 米Zoom Video Communicationsは2月27日(現地時間)、オンラインビデオ会議ソフト「Zoom」をv5.13.10へアップデートした。Windows/Mac/Linux版はすでに利用可能。モバイル版(iOS/Android)もそれぞれのアプリストアで提供される。

 「Zoom 5.13.10」における変更は多岐にわたるが、なかでも注目したいのはネットワーク接続ツールが追加されたことだ。これは「Zoom」が正常に機能しない場合、一連のテストを実施してネットワークに問題がないかを確かめることができる。「Zoom」のサポートを受ける場合にも利用されるようで、ログを採取して送信したり、サポートから指定されたURLへの接続をテストする機能などが備わっている。

ネットワーク接続ツール

 ネットワーク接続ツールは、[Ctrl]+[Shift]+[Alt]+[D]キーで利用可能。設定ダイアログの[アクセシビリティ]タブでカスタマイズすることもできる。

 そのほかにも「Zoom Mail」「Zoom Calendar」が改善され、ライト・ダークモードをサポート。これまでは英語のみだったが、日本語を含む4カ国語へローカライズされた。

「Zoom Mail」「Zoom Calendar」は日本語対応に

 また、アクティビティセンターと呼ばれるユーザーインターフェイスが追加され、クラウドに保存された録画やトランスクリプト、電話やビデオ通話の不在着信、ボイスメールの受信、SMSメッセージ、ホワイトボードの通知などが統合される。この機能は3月5日に予定されているバックエンドサーバーのアップデートで有効になるとのこと。

 Windows版「Zoom」クライアントは、Windows 7以降で利用可能。現在、公式サイトから無償でダウンロードできる。すでに利用中の場合は、画面右上のプロフィールアイコンをクリックすると現れるメニューで[アップデートを確認]コマンドを実行すると、手動でのアップデートが可能だ。

ソフトウェア情報

「Zoom」Windows版
【著作権者】
Zoom Video Communications, Inc.
【対応OS】
Windows 7/8/8.1/10/11
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.13.10(23/02/27)