ニュース

「Zoom 5.13.5」が公開 ~ブレイクアウトルームが最大1,000人×100個に

ミーティング内チャットも新仕様が既定に、チームチャットと同等の機能

Windows版「Zoom」v5.13.5が提供開始

 米Zoom Video Communicationsは1月16日(現地時間)、オンラインビデオ会議ソフト「Zoom」をv5.13.5へアップデートした。Windows/Mac/Linux版はすでに利用可能。モバイル版(iOS/Android)もそれぞれのアプリストアで提供される。

 「Zoom 5.13.5」では、ミーティングの新しいチャットエクスペリエンスがほとんどのアカウントで有効化された。新しいミーティング内チャットでは、チームチャットと同じようにスレッド化された返信、絵文字リアクション、テキストの書式設定、メッセージの引用、スクリーンショットの撮影と送信、インライン画像プレビューといった機能が利用できるようになる。

ミーティング内チャット(古いエクスペリエンス)
スレッド化された返信と絵文字リアクション

 なお、新しいミーティング内チャットを利用するにはクライアントがv5.12.6およびそれ以降になっている必要がある。加えて、スレッド化された返信と絵文字リアクションはv5.13.0およびそれ以降でなければ利用できない。

 また、ブレイクアウトルームの最大収容人数がすべてのアカウントで増強。それぞれのブレイクルームで最大1,000人、それを100個までホストできるようになった。この制限緩和は従来から用意されていたが、「Zoom」の設定を有効化する必要があった。これからはその必要がなくなる。

 そのほかにも、カメラを無効化しても仮想アバターを表示して音声連動でアニメーションさせる機能を追加するなど、さまざまな機能強化と不具合の改善が行われている。

 Windows版「Zoom」クライアントは、Windows 7以降で利用可能。現在、公式サイトから無償でダウンロードできる。すでに利用中の場合は、画面右上のプロフィールアイコンをクリックすると現れるメニューで[アップデートを確認]コマンドを実行すると、手動でのアップデートが可能だ。

ソフトウェア情報

「Zoom」Windows版
【著作権者】
Zoom Video Communications, Inc.
【対応OS】
Windows 7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.13.5(23/01/16)