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「Windows 11 22H2」で巨大ファイルのSMBコピーが遅くなる問題、ようやく解決

「KB5022913」の適用を。ただし、既知の問題に注意

「Windows 11 22H2」で巨大ファイルのSMBコピーが遅くなる問題が解決

 米Microsoftは3月6日(現地時間)、「Windows 11 バージョン 22H2」でSMB(Server Message Block)を介した巨大ファイルコピーのパフォーマンスが大幅に低下する問題が解決されたと発表した。2023年2月のプレビューパッチ「KB5022913」を適用すれば解消される。

 この問題は、リモートPCから数GB単位の巨大ファイルをSMB経由で「Windows 11 バージョン 22H2」デバイスへコピー(読み取り)する際、最大で40%もスループットが低下することがあるというもの。昨年10月初めにアナウンスされ、「Windows 11 Insider Preview」で解決パッチがテストされていた。解決に5カ月を要した計算になる。

 なお、「KB5022913」ではサードパーティ製UIカスタムアプリが原因でOSが起動不能になる既知の問題があるので注意。利用している場合は、事前にアンインストールしておくことをお勧めする。