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Windows/Mac版「Edge」に「Acrobat」ベースのPDFリーダーのための新ポリシー

PDFリーダーのツールバーに[Acrobat を試す]ボタンが表示される

「Microsoft Edge」v111.0.1661.44

 米Microsoftは3月16日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」の最新安定(Stable)版v111.0.1661.44を公開した。本バージョンでは、新たに2つのポリシーがサポートされている。

 同社は先日、「Edge」のPDFリーダーを「Adobe Acrobat」ベースにすると発表していたが、今回追加されたポリシーはいずれもそれに関係するものだ。

  • NewPDFReaderEnabled:新しいPDFリーダー機能を有効化する
  • ShowAcrobatSubscriptionButton:[Acrobat を試す]ボタンを表示する

 このポリシーはWindows/Macの「Edge 111」以降で利用可能。編集部にて試用したところ、「NewPDFReaderEnabled」ポリシーはまだ機能しないようだが、「ShowAcrobatSubscriptionButton」ポリシーはすでに効果を発揮するようで、PDFリーダーのツールバーに[Acrobat を試す]ボタンが表示された。

新たに2つのポリシーがサポート
PDFリーダーのツールバーに[Acrobat を試す]ボタンが表示される

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。