ニュース

「Microsoft Edge」の現行組み込みPDFリーダー廃止が2025年初頭に延期

「Adobe Acrobat」ベースの組み込みPDFリーダーの商用ロールアウトは2024年7月に

「Microsoft Edge」の現行組み込みPDFリーダー廃止が2025年初頭に延期

 「Microsoft Edge」に組み込まれているPDFリーダーを現行のモノから「Adobe Acrobat」ベースのものに置き換える取り組みが遅れているようだ。米Microsoftは3月18日(現地時間)、Microsoft Edge Insiderブログの記事に追記する形で明らかにしている。

 記事の追記によると「Adobe Acrobat」ベースのPDFリーダーの商用ロールアウトは2024年7月に変更された。それに伴い現行の組み込みPDFリーダーが削除されるのは2025年初頭まで延期されている。

 同社は2023年2月に、Windows版「Microsoft Edge」に内蔵されているPDFリーダーを、JavaScriptベースのものから「Adobe Acrobat」ベースのものに移行させる計画を明らかにしていた。当初は現行PDFリーダーの削除は、2024年3月に予定されていたが、現在も「Adobe Acrobat」ベースのPDFリーダーは「Microsoft Edge」に搭載されていない。