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「Google Chrome 112」が正式版に ~Windows/Mac/LinuxのChromeアプリは完全終了

脆弱性の修正は16件

「Google Chrome」v112.0.5615.50

 米Googleは4月4日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)チャネルをアップデートした。Windows環境にはv112.0.5615.49/50が、Mac/Linux環境にはv112.0.5615.49が順次展開される。

 「Chrome 112」では、Chromeアプリの段階的な廃止が完了。Windows、Mac、LinuxでChromeアプリが動作しなくなった。

 Chromeアプリは2013年に発表された仕組みで、Web標準技術を用いて「Google Chrome」で動作するアプリを記述し、拡張機能と同じく「Chrome ウェブストア」で公開することができた。現在は代わりに「プログレッシブ Web アプリ」(PWA)が利用できる。

 なお、「Chrome OS」におけるChromeアプリは少なくとも2025年1月までサポートされるとのこと。拡張機能は引き続きサポートされる。

 そのほかにも、「Chrome」へログインする際の案内がより直感的なものに改められた。これは一部のユーザーから展開されるとのこと。

「Chrome」へログインする際の案内がより直感的なものに

 また、拡張機能で認証が必要な場合に、アプリウィンドウではなくWebブラウザーのタブが用いられるようになる。認証ページにURLが表示され、フィッシングかどうかをチェックしやすくなったり、サインイン状態がすべてのタブと共有されるようになるなどのメリットがある。

拡張機能で認証が必要な場合に、アプリウィンドウではなくWebブラウザーのタブが用いられるように

 なお、セキュリティ関連の修正は全16件。そのうちCVE番号が公開されている脆弱性は14件で、深刻度の内訳は「High」が2件、「Medium」が9件、「Low」が3件となっている。内部監査やファジングで発見された不具合も修正されているとのこと。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデートすることもできる。