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Windows 11でブルースクリーンやOS再起動が発生 ~「KB5007651」に不具合

「ローカル セキュリティ機関」の警告が出るトラブルの修正パッチに問題

同社のアナウンス

 Windows 11で「ローカル セキュリティ機関の保護がオフになっている」と警告が出るトラブルに関し、米Microsoftは5月16日(現地時間)、修正に不具合があったことを認めた。この問題は「Microsoft Defender ウイルス対策」プラットフォームの更新プログラム「KB5007651」(v1.0.2303.27001)で対処されたが、ブルースクリーン(BSOD)エラーが発生したり、一部のゲームやアプリを開こうとするとデバイスが再起動したりすることがあるようだ。

 このパッチは現在、提供を中止中。v1.0.2303.27001がインストールされている状態で上記の問題が発生してしまった場合は、当面の回避策として「Windows セキュリティ」アプリを開き、[デバイス セキュリティ]-[コア分離]ページにある[カーネル モード ハードウェア強制スタック保護]を無効化する方法が案内されている。

「Windows セキュリティ」アプリを開き、[デバイス セキュリティ]-[コア分離]ページへアクセス
[カーネル モード ハードウェア強制スタック保護]を無効化