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「Excel」Web版に入力パターンに基づく数式の自動提案が追加 ~2023年6月のアップデートまとめ【16:40追記】
Insider版では画像やデータ型をピポットテーブルへ挿入可能に。
2023年6月30日 16:15
米Microsoftは、「Microsoft Excel」の2023年6月アップデートを発表した。Web版で数式の自動提案機能が追加された。Windows版ではグラフのカスタマイズにかかわる改善がされたほか、Windows Insider版には画像やデータ型をピポットテーブルへ挿入できるようになった。
Web版の変更点
数式を自動提案
セルや数式バーに「=」記号を入力すると、最適な数式とデータ範囲を自動で推測し、入力補完を行う。SUM/AVERAGE/COUNT/COUNTA/MIN/MAX関数で利用可能。本機能は現在、「Excel」の優先言語を「英語」に設定しているユーザーが利用できる。
パターンによる数式の提案
手動で列のデータ入力を繰り返し行うと、パターンが特定され、列全体を同じパターンで入力する提案をする。従来のフラッシュフィル機能ではテキストが入力されるのみだったが、本機能では入力に使用する関数を提案可能。この機能は現在、「Excel」の優先言語を「英語」に設定しているユーザーが利用できる。
リボンボタンでグラフの書式を設定
ホームリボンの書式設定コントロールを使って、グラフ内要素の書式を設定できるようになった。
グラフ内で要素を移動
グラフ内で各要素をクリックで選択後にドラッグして移動できるようになった。
名前付き範囲に対応
[名前ボックス】欄から名前付き範囲の作成・検索ができるようになった。
Windowsデスクトップ版の変更点
動的配列からのデータ取得
パワークエリを使用して動的配列が含まれるテーブルや範囲からデータを取得できるようになった。