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Android版「Google Keep」アプリがリッチテキストに対応 ~太字・斜字などが利用可能に

段階的にロールアウト中

Android版「Google Keep」アプリが書式付きテキスト(リッチテキスト)をサポート

 米Googleは8月24日(現地時間)、Android版「Google Keep」アプリが書式付きテキスト(リッチテキスト)をサポートしたと発表した。テキストの重要な部分を強調するのに便利で、要望の多い機能であったという。

 「Google Keep」は、Googleが提供するオンラインメモサービス。付箋のようなカードスタイルのメモを作成し、テキストや画像、手書き、背景オプション、リマインダーなどを設定できる。ラベルによる分類やメモタイプによるフィルタリング、キーワードによる検索など、あとから探し出すのに役立つ機能も充実しており、メモに共同編集者を設定して、家族や友人とのコラボレーションに活用できるのも魅力だ。

 クライアントはWeb(keep.google.com)とモバイルアプリ(iOS/Android)のみで、PC向けのアプリはないが、「keep.google.com」を「プログレッシブ Web アプリ」(PWA)としてインストールすれば、PCでもローカルアプリのように利用できる。「Google Chrome」用の拡張機能も用意されている。

「Google Keep」(keep.google.com)をPWAとしてインストール

 「Google Keep」の書式は、メモに追加されたフォーマットボタンから設計可能。現在のところ、以下のスタイルがサポートされている。

  • 太字
  • 斜体
  • 下線
  • 段落に見出しスタイルを適用

 本機能は「Google Workspace」ユーザーだけでなく、個人の「Google アカウント」のユーザーも利用可能。同日より段階的にロールアウトされるため、実際に利用可能になるまでには最大で15日ほどかかる可能性がある。

 同社は最近「Google Keep」アプリの改善に力を入れており、マルチインスタンスや「シングルノート」ウィジェットへの対応が行われている。今後の改善にも期待したい。

マルチインスタンス