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Microsoft、「Windows Terminal Canary」の提供を開始 ~毎晩できたてほやほやを提供

AIチャットを含む実験的な機能が投入される

「Windows Terminal」にCanaryチャネルが追加

 米Microsoftは10月11日(現地時間)、「Windows Terminal Canary」の提供を開始した。一般ユーザー向けの安定(Stable)版、新機能が先行テストされるプレビュー(Preview)版に続く、第3の開発チャネルとなる。

 「Windows Terminal Canary」は、「GitHub」のプロジェクトページから無償でダウンロード可能。Stable版やPreview版と異なり、「Microsoft Store」からは入手できず、App Installer形式またはポータブルZIP形式でのみの提供となる。Stable版やPreview版と同じ環境に同居させることも可能だ。

 おすすめは自動更新が可能なApp Installer版だが、今のところ動作にはWindows 11が必要。将来的にはWindows 10でも動作可能になるとのこと。ポータブルZIP版はWindows 10/11で動作する。

自動更新が可能なApp Installer版がおすすめ

 Canary版は毎晩ビルドされる“できたてほやほや”(hot off the presses)で、安定性はまったく保証されない。しかし、AIチャットを含む実験的な機能が投入される予定で、これらにいち早く触れたいユーザーにとってはエキサイティングな開発チャネルとなるだろう。