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Apple、「iOS 17.1」を公開 ~インターネット経由での「AirDrop」転送に対応

「iPadOS 17.1」も配信開始。脆弱性修正はCVE番号ベースで21件

Apple、「iOS 17.1」などを公開

 米Appleは10月25日(現地時間)、「iOS 17.1」および「iPadOS 17.1」をリリースした。「設定」アプリの[一般]-[ソフトウェアアップデート]セクションから手動でアップデートできる。

「設定」アプリの[一般]-[ソフトウェアアップデート]セクション

iOS 17.1

 「iOS 17.1」では、インターネット経由での「AirDrop」転送をサポート。端末同士が直接通信可能な範囲から外れても、コンテンツの送信を継続できるようになった。

  • AirDrop
    ・AirDropの通信範囲外に移動してもインターネット経由でAirDropの転送を継続可能
  • スタンバイ
    ・ディスプレイをオフにするタイミングを制御する新しいオプション(iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Max、iPhone 15 Pro、およびiPhone 15 Pro Max)
  • ミュージック
    ・お気に入り登録が、曲、アルバム、プレイリストに拡張され、ライブラリ内のお気に入りにフィルタを適用して表示することが可能
    ・プレイリストのミュージックに合わせてカラーが変わる新しいカバーアートコレクションが追加
  • すべてのプレイリストの下に曲の提案が表示されるようになり、プレイリストの雰囲気に合ったミュージックを簡単に追加することが可能

 機能改善と不具合の修正は以下の通り。

  • ロック画面の“写真シャッフル”用に特定のアルバムを選択することが可能
  • ホームキーがMatter対応ロックに対応
  • スクリーンタイムの設定をすべてのデバイスで同期するときの信頼性が向上
  • Apple Watchを移行したときや初めてペアリングしたときに、“利用頻度の高い場所”のプライバシー設定がリセットされることがある問題を修正
  • 通話中に別の人から着信があった場合にその人の名前が表示されないことがある問題を解決
  • カスタマイズおよび購入した着信音がメッセージ着信音のオプションとして表示されないことがある問題に対応
  • キーボードの反応が遅くなることがある問題を修正
  • 衝突事故検出の最適化(iPhone 14およびiPhone 15のすべてのモデル)
  • 表示された画像の残像がしばらく消えない問題を修正

iPadOS 17.1

 「iPadOS 17.1」でも、インターネット経由での「AirDrop」転送がサポートされた。「Apple Music」の機能強化、「Apple Pencil」(USB-C)への対応なども含まれる。

「iPadOS 17.1」も配信開始

セキュリティ修正

 脆弱性の修正は、CVE番号ベースで21件。プライバシー保護の不備、サービス運用妨害(DoS)、任意コードの実行、セキュリティ機構のバイパス、ユーザー情報の漏えいなどが解決されている。悪用は確認されていないが、認証なしでパスキーを盗める欠陥や、デバイスをロックできなくなる不具合なども含まれているので、できるだけ早い対応が望ましい。