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デスクトップ版「Power Automate」2023年10月の更新 「Actions」に4つのクラウドコネクタが追加

バックグラウンドで一部のUI オートメーションアクションが操作できるように

「Power Automate Desktop」v2.37

 米Microsoftは10月24日(現地時間)、デスクトップ版「Power Automate」(Power Automate for desktop)の2023年10月のアップデートを発表した。4つのクラウドコネクタがデスクトップフローに追加されたほか、一部のUI オートメーションアクションがバックグラウンドで操作できる機能や、デバッグ中に操作可能な編集機能が新たに加えられている。

デスクトップフロー用に上記の4つのコネクタが使用できるように

「Excel Online for Business」、「Word Online for Business」、「OneNote for Business (プレビュー版)」、および「Microsoft Teams」の4つがコネクタとしてデスクトップフロー用に追加され、複数の操作が可能となった。

一部アクションでは対応するアクションをシミュレートすることが可能に

 また、[ウィンドウ内の UI 要素をクリック]および[ウィンドウ内のテキスト フィールドに入力]アクションには、対応するアクションをシミュレートできる追加パラメーターが付属し、画面がバックグラウンドにある場合でも、フォーカスすることなく操作が可能となった。

 さらに、デバッグ中に「List」、「Datatable」、「Datarow」、「Custom」オブジェクト変数の値を、フローの一時停止時に変数値ウィンドウを使用して編集できるようになっている。これにより、ユーザーはこれら変数タイプに独自の値を用いてテストとデバッグを実行可能だ。