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Microsoft、「ChatGPT」向けの「Power Automate」プラグインを発表

チャットでフローを作成・一覧・実行。「ChatGPT Plus」ユーザーならば追加コストなし

「ChatGPT」向けの「Power Automate」プラグイン

 米Microsoftは9月21日(現地時間)、「ChatGPT」向けの「Power Automate」プラグインを発表した。「ChatGPT Plus」(月額20米ドル)のユーザーであれば、追加費用なしに利用可能。

 このプラグインは、「ChatGPT」で「Power Automate」フローの作成や一覧を行えるようにするもの。たとえば「ChatGPT」のチャットインターフェイスで「新しいファイルが SharePoint フォルダーに追加されたら Teams チャネルに通知を投稿するフローを作成してください」などと依頼すると、それに応じた自動化(フロー)を作成してくれる。

「ChatGPT」のチャットインターフェイスでフローを作成

 また、このプラグインには「スキルコネクター」(Skills Connector)と「Copilotからフローを実行する」トリガーも含まれる。つまり、「メールを送信する」という「Power Automate」フロー(スキル)を作成し、「ChatGPT」との会話から実行(トリガー)できる。

「ChatGPT」のチャットインターフェイスで呼び出せる「スキル」を作成

 「ChatGPT」が検出できるのは「Copilotからフローを実行する」トリガーで作成された「スキル」のみで、一般のフローには反応しない。また、なにかの拍子に「スキル」が実行されてしまうことを防止するため、実行前に確認ステップが用意される。