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「Google Chrome」にセキュリティ更新、WebAudioにおけるUAF脆弱性を修正

Windows環境にはv119.0.6045.123/.124がリリース

「Google Chrome」にセキュリティ更新。Windows環境にはv119.0.6045.123/.124が展開中

 米Googleは11月7日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)版をアップデートした。Windows環境にはv119.0.6045.123/.124が、Mac/Linux環境にはv119.0.6045.123が順次展開される。

 今回のリリースは、1件の脆弱性に対処したセキュリティアップデート。CVE番号が付与されているものは、WebAudioにおける解放後メモリ利用の欠陥(CVE-2023-5996)のみとなる。深刻度は4段階中上から2番目の「High」と評価されており、現時点で悪用の報告はないようだ。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 10/11に対応している。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには「Google Chrome」の再起動が必要だ。