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無料のメールソフト「Thunderbird 115.4.2」が公開

多数の不具合を修正したマイナーアップデート

「Thunderbird」v115.4.2

 オープンソースのメールソフト「Thunderbird」v115.4.2が、11月6日(米国時間)に公開された。以下の不具合を修正したマイナーアップデートとなっている。

  • 起動時にメッセージやカレンダー項目が表示されない
  • ツールバーとフォルダービューウィジェットを修正
  • 一部のローカライズされたビルドで、画像の挿入ダイアログのサイズが適切でない
  • メッセージに返信する際、「暗号化されていない件名」アイコンが常に短く表示される
  • 添付ファイル名が長いRSSフィードで、表示されるコンテンツがカットされることがある
  • FaviconがないRSSフィードのデフォルトアイコンがフォルダーと同じ色で表示される
  • サーバーがオフラインになった場合、以前にダウンロードされたNNTPメッセージが表示されない
  • 「Thunderbird」でファイルを開いたとき、vCard写真がインポートされない
  • 無効なURLにカレンダーを公開すると、役に立たないエラーが表示される
  • 認証されたWebDAV経由でのカレンダーイベントの公開に失敗する
  • メッセージペインが表示されていない場合、メッセージのイベントへの変換に失敗する
  • WebDAVカレンダー用に表示されたリダイレクトダイアログが小さすぎる
  • ビジュアルとテーマの改善

 セキュリティ関連の修正は、今のところアナウンスされていない。

 「Thunderbird」はWindows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在、公式サイト「thunderbird.net」や「Microsoft Store」からダウンロード可能。Windows版はWindows 7以降をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。