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「ChatGPT with voice」が無償ユーザーにも開放 ～まるで人間のように声でAIと対話

日本語での受け答えにも問題なし

2023年11月24日 00:15

OpenAI、「ChatGPT with voice」をすべての無償ユーザーに開放

　米OpenAIは11月21日（現地時間）、「ChatGPT with voice」をすべての無償ユーザーに開放した。編集部でも、モバイル版「ChatGPT」アプリ（iOS/Android）で利用できることを確認している。

　「ChatGPT with voice」は今年9月から有償の「Plus」および「Enterprise」のユーザーへ先行提供されていた機能で、AIと声で対話することが可能。メインの言語を初期状態の自動検出のままにしている場合、少し英語訛りが感じられるが、日本語での受け答えにも問題はない。

　本機能を利用するには、まず画面下部のテキスト入力ボックス右側にあるヘッドフォンアイコンをクリックする。読み上げの音声は、初回利用時に5つから選択可能。実際の読み上げを聞きながら、好みのものを選ぶとよいだろう。ボイスの設定はあとから変更することもできる。

　最後に「ChatGPT」アプリにマイクの利用を許可すれば、準備は完了。ヘッドフォンアイコンをタップして待機モードにした状態でアプリに話しかけると、ワンテンポ遅れて「ChatGPT」アプリが自然な音声で質問に答えてくれる。

　わざわざテキストを入力しなくても、ヘッドフォンアイコンさえ押せばハンズフリーで利用できるのはやはり魅力。チャットのやりとりはテキスト化されて履歴に残るので、あとで振り返るのも簡単だ。

アプリに話しかけると、「ChatGPT」アプリが質問に答えてくれる。チャットのやりとりはテキスト化されて履歴に残るので、あとで振り返るのも簡単