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メガソフト、「ChatGPT」を統合したiOS向け本格テキストエディターをリリース
文書の変換・校正、情報収集、ソースコードの自動作成といった作業をAIに任せられる
2023年11月28日 06:45
メガソフト(株)は11月27日、iOS向けテキスト編集アプリ「LiquidLogic」に「ChatGPT」との会話機能を追加したと発表した。文書の変換・校正、情報収集、ソースコードの自動作成といった作業をAIに任せることができる。
メガソフトは老舗エディター「MIFES」などで知られるソフトウェアハウス。「LiquidLogic」は2019年、エディター、ファイラー、FTP、ブラウザーの4機能をひとまとめにした高機能テキストエディターとしてリリースされた。
テキストエディター単体としては正規表現対応の検索・置換、grep、複数ファイルの編集などに対応しており、各種プログラム言語や文字コードをサポートするなど本格的なものとなっている。初回リリース以降もクラウドストレージへの対応、SSHターミナル機能、「Git」バージョン管理機能、ファイル比較(diff)機能などを追加し、機能を拡充させてきた。基本的に無料だが、一部機能はアプリ内課金で有料版(月額200円など)に切り替えると解放される仕組み。対応OSはiOS/iPadOS 15.7以降で、Apple Silicon搭載であればmacOS 13.0以降でも利用できる。
今回搭載された「ChatGPT」機能は、無料版でも10回まで試用できる。内部で利用されているのは「GPT-3.5 Turbo」とのことで、最新の「GPT-4」には少し劣るものの、十分な実用性を備える。
なお、有料版では毎日10回まで利用可能。これでは足りないユーザーのために、100回(200円)、1,000回(1,500円)単位で課金購入のプランも提供される。
ソフトウェア情報
- 「テキストエディタ LiquidLogic」
- 【著作権者】
- MEGASOFT Inc.
- 【対応OS】
- iOS/iPadOS 15.7以降、macOS 13.0以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(一部機能を利用するには、有償版への切り替えが必要)
- 【バージョン】
- 3.0.0(23/11/16)