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Shiftallが重量200gの超軽量VRヘッドセット「MeganeX superlight」を発表、2024年発売へ
メタバース向け新製品「mutalk 2」「HaritoraX ワイヤレス R」の情報も公開
2024年1月10日 12:05
(株)Shiftallは1月8日、新型VRヘッドセット「MeganeX superlight(メガーヌエックス スーパーライト)」を発表した。2024年発売予定で、価格は未定。
あわせて、同じく2024年に発売を予定している、メタバース用モーショントラッキング装置「HaritoraX ワイヤレス R(ハリトラックス ワイヤレス アール)」および、ワイヤレス防音マイク「mutalk 2(ミュートーク ツー)」の情報も公開した。
「MeganeX superlight」
「MeganeX superlight」は、同社より発売中のSteamVR対応VRヘッドセット「MeganeX」の約半分の重量を目指して、限界まで軽量化チューニングを施し、装着性を大幅に向上させた超軽量モデル。
5.2K HDR対応マイクロOLEDパネルの性能はそのままに、Inside-Outカメラやスピーカー、テンプルをなくし、「MeganeX」と比べ、FOVをさらに広げた全樹脂製レンズを採用している。SteamVR Base Stationに対応し、高精度なトラッキングを実現している。
- ディスプレイ:1.3inch Micro OLED 5.2K(2,560×2,560×2)、10bit HDR / 120Hz
- 重量:約200g(フェイスパッド・ヘッドバンド含まず)
- ヘッドトラッキング方式:SteamVR Base Station方式での6DoF
- 接続方式:DisplayPort + USB2.0
「HaritoraX ワイヤレス R」
「HaritoraX ワイヤレス R」は、身体につけたセンサーから動きを読み取るモーショントラッキング装置。こちらも2024年の発売を予定しており、価格は未定。
新型モデルには、新世代のセンサーを採用し、誤差(ドリフト)を専用カメラによる光学認識で自動補正する、ハイブリッド方式を採用。IMU方式の軽量・長時間駆動・遮蔽物の影響を受けないという強みと、光学方式のドリフトしない精度のよさを兼ね備えている。
別売の専用カメラをPCにつなぐと、カメラの視界内にセンサーが写った瞬間に、それまで蓄積されていたドリフト分のねじれを自動補正できるため、カメラの方向を向く機会がある使い方では、IMU方式に必須の一定時間ごとのキャリブレーション操作が不要となる。
- 動作時間:IMU方式:約20時間、IMU+光学方式:TBD
- トラッキングポイント:胸 / 腰 / 両膝 / 両足首の6点(※追加ユニットを購入することで、全身に拡張可)
- センサー(IMU):加速度・角速度・地磁気センサ(9軸IMU)
- 専用カメラ:USBにてPCに接続
- 無線通信方式:Bluetoothまたは専用ドングルによる独自通信
- 対応VRヘッドセット:SteamVR対応ヘッドセット各種(全てのヘッドセットでの動作を保証するものではない)
「mutalk 2」
「mutalk 2」は、自分の声を周りに聞こえにくくし、周囲の騒音もマイクに入りづらくする機能を備えたワイヤレス防音マイク「mutalk」の新モデル。1月8日から予約受付をスタートしており、2024年5月に発送予定。価格は19,900円。
「mutalk 2」では、専用通信ドングルによる無線接続時の高音質・低遅延化に加え、Bluetooth接続、有線接続(USB Audio)も可能。外観はそのままに、マイク・通信チップともに完全刷新し、長時間利用時の音質変化を抑えるためのマイク保持機構も変更されている。また、通常のマウスパッドに加え、鼻声にならない新構造のマウスパッドも付属する。
- 動作時間:10時間連続利用可能
- 充電方式:USB Type-C、充電時間 約2時間
- 通信方法:無線接続
Bluetooth v5.3
専用通信ドングル(USB Type-A) - 通信方法:無線接続
USB(USB Audio) - 音声ビットレート:有線接続時または専用通信ドングル接続時
音声入力(マイク):最大 48KHz、24bit
音声出力:最大96KHz、24bit - 音声ビットレート:Bluetooth接続時
音声入力(マイク):最大 16KHz、16bit
音声出力(HFP):最大16KHz、16bit
音声出力 (A2DP):最大44.1KHz、16bit - Bluetooth対応プロファイル:HSP/HFP/A2DP
- マルチポイント接続台数:最大2台