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「VoiSona」の旧バージョン「CeVIO Pro (仮)」が2月で配布終了へ

試験機能「波形ジェネレータ Prototype A」の搭載も同時に終了

「CeVIO Pro (仮)」

 (株)テクノスピーチは、「VoiSona」のデータ引き継ぎのために提供されていた旧バージョン「CeVIO Pro (仮)」の配布を2月13日に終了することを発表した。また、日本語ソングボイスライブラリ「知声」で試験的に搭載されていた「波形ジェネレータ Prototype A」も、現行バージョン1.8.xのソングエディタを最後に非搭載となる。

 「CeVIO Pro (仮)」は、2022年2月にアルファリリースされ、同年6月公開のベータ版から「VoiSona」へ名称変更された。「CeVIO Pro (仮)」を用いてDAWで制作していたデータは、配布終了までにダウンロードページ一番下のリンクから「CeVIO Pro (仮)」ダウンロードおよびインストールし、最新のソングエディタへの引継ぎが必要となる。

 「波形ジェネレータ Prototype A」は、これまで制作していた音声波形を再現できるよう2024年2月13日から当面の間、ダウンロードページの一番下のリンクにて配布するという。

 「VoiSona」は、最新のAI技術でだれでも手軽に人間のような歌声を再現できる歌声合成ツール。デフォルトで中性的な声が魅力のボイスライブラリとして「知声(Chis-A)」が同梱されており、「VoiSona」と「知声」を用いて出力した音声波形データは、個人・法人、商用・非商用を問わず無料で利用できる。