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Windows 11の音声認識に対応で音声入力ができる「一太郎2024」が2月9日発売

音声入力やプレビュー機能によって「今を極める」文書表現を実現

日本語ワープロソフト「一太郎」シリーズの最新版「一太郎2024」が2月9日発売

 (株)ジャストシステムは、日本語ワープロソフト「一太郎」シリーズの最新版「一太郎2024」を2月9日に発売する。価格は「一太郎2024」通常版が27,500円、上位版の「一太郎2024 プラチナ」通常版が47,300円。

 「一太郎2024」では、「今を極める」をテーマに、「今」生み出されることばを洗練させ、世界に一つだけの文書として表現する新しい機能を強化。Windows 11の音声認識に対応し、音声による文書入力や編集・操作が可能となる。ほかにも、写真と文字を組み合わせて簡単にインパクトのあるタイトル画像を作成できる「フォトモジ」機能や「文書スタイル」の反映状況をリアルタイムで確認できるプレビュー機能が搭載される。

「一太郎 2024」は「今を極める」文書表現を実現

 Windows 11の音声認識をサポートすることで、キーボードでタイピングすることなく音声による文書入力が可能になった。これにより「今」頭に浮かんだ言葉を即座に入力し、思考の流れを中断することなく創造的な文書作成がスムーズに行えるとしている。

 音声コマンド機能も搭載され、音声だけで操作・編集も可能だ。誤変換時には「それを変換」と発話すると、ATOK Passportの再変換機能を呼び出し、素早く修正することができる。

 また、文書の読みやすさに直結する「文書スタイル」の反映状況をリアルタイムで確認しながら最適なスタイルに設定ができるプレビュー機能も搭載されている。

文章校正ソフトウェアの「校正エディター」の強化も

 ブラウザー上でスピーディーに文章校正が行えるソフトウェア「JUSTチェッカー」では、一太郎2024の高度な文書校正エンジンを利用し、「校正エディター」を強化。エディターに検索・置換機能を追加し、対象になる言葉をまとめて確認・修正ができるようになった。

生きた日本語をとらえる「ATOK Passportプレミアム」搭載

 また、「一太郎2024」では「ATOK Passport [プレミアム] 」が搭載される。

 個人の入力傾向によって変換精度を高める「ATOKハイパーハイブリッドエンジン」や、同じく入力傾向に応じて入力ミスの自動修復を行う「ATOKパーソナライズドコレクト」、よく使う「定型文」を収集し、変換時に呼び出しが行える、テンプレート文書AIコレクター「ATOK@ブンコレ」が利用可能だ。

 ほかにも、「一太郎2024 プラチナ」ではATOKと連携し「クラウド辞典」に搭載されている6種類の辞書・辞典の最新版が利用できる。辞書のラインアップは下記の通り。

  • 広辞苑 第七版
  • 大辞林4.0
  • ウィズダム英和辞典 第4版
  • ウィズダム和英辞典 第3版
  • 三省堂 故事ことわざ・慣用句辞典 第二版
  • 敬語のお辞典

 「一太郎2024」とその上位版「一太郎2024 プラチナ」は、通常版・特別優待版・バージョンアップ版・アカデミック版・ATOK Passportユーザー優待版の各5種類をラインアップ。それぞれにパッケージ版とダウンロード版が用意されている。

 なお、昨年に引き続き店頭での販売は「通常版」のパッケージ版のみ。それ以外のラインアップに関してはジャストシステム直営ECサイト「Just MyShop」で販売される。

 ATOK Passportユーザー優待版は、定額サービス「ATOK Passport [プレミアム]」年間プランの契約者で335日以上契約期間が残っているユーザー、および月間プランの契約者で直近12回の請求が連続しているユーザーが対象。

搭載商品一覧