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「WinSCP 6.3」が公開 ~「OpenSSL 3.0」「PuTTY 0.80」に、Terrapin脆弱性への対処も

オープンソースの定番ファイル転送ツール

「WinSCP」v6.3

 オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」の最新版v6.3が、2月14日に公開された。Windows XP/Server 2003以降に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。Windows 10以降であれば「Microsoft Store」からも入手できる(税込み1,150円)。

 「WinSCP」は、「SSH」で安全にファイル転送を行うプロトコル「SCP」をサポートしたオープンソースのGUIクライアントアプリ。FTP、FTPS、SFTP、WebDAVといったプロトコルや、「Amazon S3」といったクラウドストレージも扱える。リモートとローカルでファイルをやり取りするのに便利な「FFFTP」風の“コマンダー”デザインと、リモートフォルダーのみをツリービューとリストビューで表現する“エクスプローラー”デザインの2つを切り替えられるほか、スクリプトやカスタムコマンドといった上級者向けの機能も充実している。

「FFFTP」風の“コマンダー”デザインと、フォルダーツリーを備えた“エクスプローラー”デザインが選べる

 今回のアップデートでは、TLS/SSLコアが「OpenSSL 3.0」へアップグレード。SSHコアも「PuTTY 0.80」に更新された。この「PuTTY」のバージョンには「HMAC-SHA-512」対応に加え、「Terrapin Attack」に対する緩和策が含まれているので注意したい。

 そのほかにも、複数のSFTP接続を使用して単一の大きなファイルをダウンロードする機能やホスト検証用のOpenSSH証明書をサポート。ファイルハッシュをもとに同期を行う機能が追加された。リモートファイルの複製・移動処理も改善されているという。