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「PuTTY」を更新して3件の脆弱性を解決した「WinSCP」v5.15.3がリリース

オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト

「WinSCP」v5.15.3

 オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」の最新版v5.15.3が、7月21日に公開された。本バージョンは、不具合の修正が中心のメンテナンスアップデートとなっている。

 今回のアップデートでは、SSHクライアント「PuTTY」がv0.72へとアップデート。バグ報奨プログラム“EU-FOSSA”で報告された3件の脆弱性が修正された。うち2件はすでに時代遅れの“SSH-1”にしか影響せず、残り1件も悪用が困難な欠陥とのことだが、念のためアップデートしておいた方がよいだろう。

 また、XMLパーサー「Expat」がv2.2.7へとアップデートされたほか、“Amazon S3”で速度制限が適用されなかったり、50GB以上のファイルをアップロードできない問題などが解決されている。

 「WinSCP」はWindows XP/Server 2003からWindows 10/Server 2016までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。Windows 10であれば“Microsoft Store”からも入手できる(税込み1,150円)。

ソフトウェア情報

「WinSCP」
【著作権者】
Martin Prikryl 氏
【対応OS】
Windows XP/Server 2003からWindows 10/Server 2016まで
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
5.15.3(19/07/21)