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AIがデスクトップ上のすべてを説明してくれる「Be My Eyes for Windows」が公開

AIとの自然言語による会話でデスクトップ上のグラフィックを解説可能

Be My Eyes、「Be My Eyes for Windows」を公開

 視覚障がい者向けアプリを開発しているBe My Eyesは5月22日(日本時間)、数々の賞を受けたモバイルアプリ「Be My AI」のWindows版「Be My Eyes for Windows」を公開した。Windows 10/11に対応するフリーソフトで、現在Microsoft ストアからダウンロードできる。

 モバイル版の「Be My AI」は、視覚障がい者や低視力者向けに画像に映った内容を解説するアプリ。当初は画像の解説はボランティアの力で行われていたが、2023年AIが画像の解説を行う「Be My AI」を搭載。人力に頼らなくても支援が行えるようになっている。

「Be My Eyes for Windows」v503

 今回公開された「Be My Eyes for Windows」では、AIとの自然言語による会話でデスクトップ上のグラフィックを解説可能。アプリケーションのユーザーインターフェイスやWebページのレイアウトを解説できるほか、ローカルの画像をアプリにアップロードして解説したり、Web上の画像も解説できる。

 さらに、オンライン会議向けにPCのカメラに映った自分がどのように見えているか、中心に映っているか、照明の具合も説会可能だ。