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「Thunderbird 128 Nebula」にさっそくマイナーアップデート ~4件の問題を修正

「Thunderbird」v128.0.1esr

 オープンソースのメールソフト「Thunderbird」v128.0.1esrが、7月18日にリリースされた。「Thunderbird 128」初のマイナーアップデートとなる。

 本バージョンにおける変更は、以下の通り。

  • プロファイルのインポートタブを開いてから「Thunderbird」を再起動すると、インポートタブが誤動作することがある問題を修正
  • 「Grouped by」ソートを利用した場合、「Total 」カラムにメッセージ数が表示されない不具合を解決
  • UIDに特殊文字が含まれている場合、「CalDAV」カレンダーにイベントを追加できなかった問題を修正
  • ビジュアルとUXの改善

 「Thunderbird 128」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、Windows版はWindows 10以降で利用可能。公式サイト「thunderbird.net」からダウンロードできるほか、自動更新機能で最新版へアップデートできる。

 なお、「Thunderbird 128」には新要素が多く導入されており、大きな不具合を含んでいる可能性がある。そのため、当面の間「Thunderbird 115」から「Thunderbird 128」への自動更新は提供されないが、安定性を重視する場合は「Thunderbird 115」を引き続き利用するべきだろう。「Thunderbird 115」シリーズの最新版は、16日にリリースされたv115.13.0。セキュリティ修正も含まれているので注意したい。