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GPU情報取得ツール「GPU-Z」がArm64と「Qualcomm Snapdragon X Elite」GPUにフル対応

Microsoftが推進する「Copilot+ PC」でもハードウェア情報を取得できる

「TechPowerUp GPU-Z」v2.60.0、Arm64アーキテクチャーに対応

 GPU情報を取得するユーティリティ「TechPowerUp GPU-Z」が8月16日、v2.60.0へとアップデートされた。本バージョンではArm64アーキテクチャーと「Qualcomm Snapdragon X Elite」のGPUをフルサポート。Microsoftが推進する「Copilot+ PC」でもハードウェア情報を取得できるようになった。

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 そのほかにも、「AMD Zen 5」アーキテクチャーのCPU温度モニタリングをサポート。GPU対応も拡充された。2015年以前にリリースされたNVIDIAドライバーの一部バージョンでバージョンが正常に表示されない問題など、多くの不具合も解決されている。

 なお、インストーラーはWindows 7以降が必要となっているので注意。サポートされていないシステムでは警告メッセージが表示される。

 「GPU-Z」は、ビデオカードやグラフィックスプロセッサーに関する詳細な情報を取得するためのツール。GPUのコードネームやリビジョン、製造プロセス、ドライバーのバージョン、メモリの種類・容量、バス幅といった情報を閲覧できるほか、[Sensors]タブからGPUのコアクロック、メモリクロック、温度、消費電力、利用率、メモリ使用量などを確認可能。現在、「TechPowerUp」のWebサイトや窓の杜ライブラリから無償でダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「TechPowerUp GPU-Z」
【著作権者】
TechPowerUp
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.60.0(24/08/16)