ニュース

「Windows 11 バージョン 24H2」でカメラを利用すると一部アプリが応答不能に

対象デバイスはWindows Updateでのアップデートが停止、「手動更新の見合わせ」も呼びかけ

同社のアナウンス

 米Microsoftは10月18日(現地時間)、「Windows 11 バージョン 24H2」で新たな問題が発生していることを明らかにした。特定のデバイスで物体または顔検出機能が有効になっている場合、「カメラ」アプリが利用できない、「Windows Hello」による顔認識サインインオプションが機能しない、カメラを用いるアプリケーションが応答しなくなるなど、統合カメラにトラブルが生じることがあるという。

 同社はこの問題が起こる具体的なデバイスやモデルを明らかにしていないが、互換性保持のため、当該モデルには「Windows Update」を介した「Windows 11 バージョン 24H2」のインストールを一時中止する措置をすでにとっているとのこと(セーフガード)。問題が解決するまで、インストールアシスタントやメディア作成ツールを使った手動更新を行わないよう呼び掛けている。