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Windows 11 バージョン 24H2の「自動 HDR」問題は解決 ~セーフガードは解除へ
ゲームが応答しなくなったり、正しくない色が表示されたりする
2025年1月30日 06:45
「Windows 11 バージョン 24H2」環境で発生していた「自動 HDR」(Auto HDR)の問題は、先日リリースされた2025年1月非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5050094」で解決されたとのこと。米Microsoftが1月28日(現地時間)、自社のサポートサイトで明らかにした。
この問題は、「Windows 11 バージョン 24H2」へアップグレードしたデバイスで「自動 HDR」が有効になっている場合、ゲームが応答しなくなったり、正しくない色が表示されたりすることがあるというもの。「自動 HDR」(Auto HDR)は、HDR(ハイダイナミックレンジ)非対応の古いゲームを自動でHDRへアップグレードし、ゲームのプレイ体験を改善する機能で、SDR(スタンダードダイナミックレンジ)よりも色の範囲と明るさが増し、より美しい表現が可能となるが、一部の環境で彩度が異常に高く表示されるなどのトラブルがあったようだ。
同社は同様のトラブルを避けるため、「自動 HDR」が有効になっているデバイスに対しセーフガード措置をとり、「Windows Update」を介した「バージョン 24H2」の配信を一時中止していたが、これは今後数週間のうちに解除されるとのこと。