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2025年1月のWindows 10/11プレビューパッチ「KB5050094」「KB5050081」がリリース
「Windows 11 バージョン 22H2/23H2」向けはおあずけ
2025年1月29日 13:45
米Microsoftは1月28日(現地時間)、Windows 10/11の2025年1月非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。現在、以下の更新プログラムが「Windows Update」経由で利用可能。「Windows 11 バージョン 22H2/23H2」向けはまだ公開されておらず、後日リリースされる。
- Windows 11 バージョン 24H2:KB5050094
- Windows 11 バージョン 23H2:(近日提供予定)
- Windows 11 バージョン 22H2:(近日提供予定)
- Windows 10 バージョン 22H2:KB5050081
「Windows 11 バージョン 24H2」における主な変更は、以下の通り。
- 「自動 HDR」が原因で一部ゲームの彩度が異常に高く表示される問題を解決
- タスクバーのアプリケーションにカーソルを合わせたときに表示されるプレビューを改善。アニメーションも改良
- 「Windows Studio Effects」の利用中にシステムトレイにアイコンを表示。NPUを搭載したデバイスのみ
- 「エクスプローラー」フォルダーツリーの右クリックメニューにフォルダーを新規作成するコマンド
- 管理者でなくても[時刻と言語]-[日付と時刻]設定ページでタイムゾーンを変更できるように
これらの改善は一部の環境から段階的に展開されるため、アップデートしてもすぐには利用できないことがある点には注意したい。
また、Windows 10では新しい「Outlook」アプリがプリインストールされる。既定アプリの設定に変更はない。
なお、今回リリースされたのは、米国時間来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー)に先駆けテストされるプレビューパッチ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、 適用は必須ではない 。あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けだ。一般のユーザーは来月のパッチチューズデーを待っても問題はないだろう。