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Windows 11 23H2/22H2向けプレビューパッチ「KB5050092」が公開 ~新機能もいくつか追加
2025年1月非セキュリティプレビュー更新プログラムが出そろう
2025年1月30日 15:28
米Microsoftは1月29日(現地時間)、「Windows 11 バージョン 23H2/22H2」向けの更新プログラム「KB5050092」をリリースした。これで2025年1月非セキュリティプレビュー更新プログラムが出そろったことになる。
- Windows 11 バージョン 24H2:KB5050094(1月28日リリーズ済み)
- Windows 11 バージョン 23H2:KB5050092
- Windows 11 バージョン 22H2:KB5050092
- Windows 10 バージョン 22H2:KB5050081(1月28日リリーズ済み)
「Windows 11 バージョン 23H2/22H2」」における主な変更は、以下の通り。
- タスクバーのアプリケーションにカーソルを合わせたときに表示されるプレビューを改善。アニメーションも改良
- 「Windows Studio Effects」の利用中にシステムトレイにアイコンを表示。NPUを搭載したデバイスのみ
- 「エクスプローラー」フォルダーツリーの右クリックメニューにフォルダーを新規作成するコマンド
- 「Windows Share」をサポートしているアプリに直接共有。ファイルの右クリックメニューから利用できる
- 「拡大鏡」アプリに新しいキーボードショートカット[Ctrl]+[Alt]+[-]が追加
これらの改善は一部の環境から段階的に展開されるため、アップデートしてもすぐには利用できないことがある点には注意したい。
なお、今回リリースされたのは、米国時間来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー)に先駆けテストされるプレビューパッチ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、 適用は必須ではない 。あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けだ。一般のユーザーは来月のパッチチューズデーを待っても問題はないだろう。