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ラフな下書きをAIが芸術に ~「ペイント」アプリの[コクリエイター]パネルが新しく

スタイルや創造性を調整しつつ、何度も試せる

「ペイント」アプリの[コクリエイター]パネルが新しく

 米Microsoftは3月17日(現地時間)、Windows 11標準のグラフィックスアプリ「ペイント」のアップデートを発表した(v11.2502.121.0)。まずは「Windows Insider Program」のCanary/Devチャネルでテストされる。

 このアップデートでは、画像生成AI機能「コクリエイター」(Cocreator)のサイドパネルが改善。シンプルで直感的なレイアウトになった。

ユーザーがキャンバスに描いた草案をもとに、AIが洗練されたアートワークへブラッシュアップしてくれる「コクリエイター」(Cocreator)

 「コクリエイター」は、ユーザーがキャンバスに描いた草案をもとに、AIが洗練されたアートワークへブラッシュアップしてくれる機能。最近ツールバーに導入された[Copilot]メニューから利用可能で、スタイルを選んだり、創造性をスライダーで調整しながら自分好みに近づけることができる(AIクレジットを消費する点には注意)。

最近ツールバーに導入された[Copilot]メニュー

 新しい[コクリエイター]パネルには[もう一度試す]ボタンが追加されており、気に入らなければAIによる画像生成をやり直すことも可能。満足したら[適用]ボタンを押して、「ペイント」アプリのキャンバスに反映させるとよい。

スタイルを選んだり、創造性をスライダーで調整しながら自分好みに。[もう一度試す]ボタンで再生成、[適用]ボタンで「ペイント」アプリのキャンバスに反映