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Windows 11 24H2パッチ「KB5053656」「KB5055523」でブルースクリーン、一部の環境で
Microsoftが「KIR」ロールバックで暫定対処
2025年4月17日 16:28
2025年3月非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5053656」以降を適用した「Windows 11 バージョン 24H2」環境の一部で、ブルースクリーン(BSoD)エラーが発生することがあるとのこと。米Microsoftが自社のサポートサイトでアナウンスしている。
この問題は「Windows 11 バージョン 24H2」のみに影響するようで、「KB5053656」および「KB5055523」のリリースノートで案内されている。これらのアップデートを適用してOSを再起動すると、「SECURE_KERNEL_ERROR」というメッセージと共にブルースクリーンエラーが発生する可能性があるという。
同社は現在、「KIR」(Known Issue Rollback)と呼ばれるロールバックシステムでこの問題への暫定的な対策を実施中。組織で集中管理されていない一般的な環境であれば、解決策が24時間以内に自動で適用される。職場や学校で管理されているデバイスの場合、同社が用意する特別なグループポリシーを適用すれば、問題が解消される。