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オープンソースのコードエディター「Brackets」v0.43が公開、SCSS/LESSサポートを強化

SCSS/LESSに対してもCSSと同様“クイック編集”や“定義をクイック検索”が利用可能に

「Brackets」v0.43.0-14375

 米Adobe Systems Incorporatedは4日(現地時間)、オープンソースのコードエディター「Brackets」の最新版v0.43(Sprint 43)を公開した。Windows Vista/7/8、Mac OSX(10.6/10.7/10.8)、Linuxに対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 今回のアップデートではSCSS/LESSのサポートが強化された。SCSS/LESSファイルに対してもCSSと同様“クイック編集”や“定義をクイック検索”といった機能が利用できるようになったほか、SCSS/LESSファイルでルールを選択すると「Google Chrome」のライブプレビューで当該ルールが適用された箇所がハイライトされるようになる。

SCSS/LESSに対してもCSSと同様“クイック編集”や“定義をクイック検索”が利用可能に
ライブプレビューでSCSS/LESSルールをハイライト

 また、検索バーのデザインが改善。キーワードにマッチしている箇所が全体の何番目かがバーの右側に表示されるようになった。

検索バーのデザインが改善

 そのほかにも、前バージョンのv0.42で追加されたテーマ機能やファイルの言語モード・構文定義の切り替え機能(言語スイッチャー)が改善されている。

 たとえば、ダークテーマではダイアログや右クリックメニュー、ステータスバーといった、これまで標準の配色が継承されていたコンポーネントも暗い配色に切り替わるようになった。また、拡張機能マネージャーに[テーマ]タブが追加。拡張機能とテーマを分けて管理できるようになった。

改良されたダークテーマ
拡張機能マネージャーに[テーマ]タブが追加

ソフトウェア情報

「Brackets」Windows版
【著作権者】
Adobe Systems Incorporated and its licensors
【対応OS】
Windows Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.43.0-14375(14/09/04)

(樽井 秀人)