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オープンソースの圧縮・解凍ソフト「PeaZip」の最新版v5.5.0が公開
総計179の拡張子へ対応。ファイルリネームや画像変換を中心とした機能強化が施される
(2014/10/21 14:45)
オープンソースの圧縮・解凍ソフト「PeaZip」の最新版v5.5.0が、19日に公開された。今回のアップデートでは、ファイルのリネームや画像の変換といった機能が強化されている。
たとえば、ファイルのリネーム関連として、大文字にする(Uppercase)、小文字にする(Lowercase)、指定した場所へ文字を挿入する(Add string at fixed position)、指定した場所から指定文字数だけ削除する(Delete n chars at fixed position)、文字を置き換え・削除する(Replace/remove string)、拡張子を変更する(Change file extension)といったコマンドを新たに搭載。また、画像の変換オプションには解像度を4Kや8Kへ変更するプリセットや、JPEG画像の品質を90/75/50へ変更するプリセット、TIFF/PPM/XPM形式へ変換するオプションなどが追加された。
これらのコマンドはファイルの右クリックメニューから利用できるほか、ツールバーから利用することも可能。ツールバー右端にある[+]ボタンを押して、ツールバーを“ファイルマネージャー”へ切り替えれば、リネーム関連のコマンドへアクセスできる。画像変換のコマンドを利用するには、ツールバーを“画像マネージャー”へ変更すればよい。
そのほかにも、プラグインの追加などによる対応フォーマットの拡充が図られた。本バージョンでは総計179種類の拡張子へ対応している。
「PeaZip」は、64bit版を含むWindows 95/98/NT/2000/XP/Vista/7/8/8.1などに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。初期状態はインターフェイスが英語になっているが、[Options]-[Localization]メニューから同梱の“ja.txt”を読み込めば簡単に日本語化することが可能だ。
ソフトウェア情報
- 「PeaZip」
- 【著作権者】
- PeaZip srl
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 95/98/NT/2000/XP/Vista/7/8/8.1など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 5.5.0(14/10/19)